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抗生剤投与のルール

High CALI施行例②(薬液が広がるかの通水テスト)

サムネイル
提供者
長谷川真之(湘南鎌倉総合病院)
刊行日
2021年10月10日
時間
00:58
出典1
整形外科サージカルテクニック2021年5号
出典2
特集「重症開放骨折 究極の初期診療を行い、患者を救え!」

 52歳,男性.喫煙歴あり.トラック運転中の事故で受傷(労災).
 脛骨,大腿骨,膝蓋骨,足関節,橈骨の多発骨折の診断で受傷当日と1週後に分けて内固定.左脛骨近位端開放骨折(AO分類 41C2,Gustilo分類ⅢB)の再建目的に受傷10日目に当院に転送.
 受傷11日目に再デブリドマンと骨接合.下腿近位内側に10×25cmの皮膚欠損を認めた.
 20日目に前大腿外側皮弁による軟部再建.22日目から予防目的に1週間のHigh CALIを施行.骨折部をまたいで近位と遠位の髄内に,流入管として2本のアトムチューブを留置.注入した生理食塩水が骨折部から出てくることを確認.排出管としてNPWTを用いた.

「整形外科サージカルテクニック2021年5号」次の動画

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