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硬膜内髄外腫瘍の摘出:安全安心な手技

症例2 髄膜腫症例

サムネイル
提供者
長谷川智彦(浜松医科大学)
刊行日
2021年10月10日
時間
11:56
出典1
整形外科サージカルテクニック2021年5号
出典2
連載「若手医師のための 経験すべき“領域別”手術講座」

症例2 髄膜腫症例
74歳,女性.
現病歴:1年前より書字のしにくさを自覚,徐々に右上肢筋力低下,歩行障害が出現.MRIで脊髄腫瘍を指摘され紹介受診.
現症:痙性歩行.右前腕以遠の痺れ感.MMT:僧帽筋5.5 三角筋以下の上肢,下肢は右4,左5,ホフマン反射陽性,下肢深部腱反射亢進,バビンスキー反射陽性,頻尿,尿失禁あり.
画像所見: MRIではC2/3高位の脊髄右腹側に長径20mm,横径15mmの腫瘤があり,脊髄を強く圧排していた.腫瘤はT1強調像で脊髄と等信号,T2強調像では脊髄よりやや信号強度が高かった.造影MRIでは,腫瘤内部はほぼ均一に造影され,dural tail signが発生母地硬膜近傍に見られた.
髄膜腫の術前診断,Simpson grade1の全摘を行うため,C3右椎弓根を大きく切除して腫瘍切除,C2-4後方固定を追加した.
動画では,術中エコー所見,硬膜,くも膜の切開,硬膜横切開の方法ん人工硬膜による硬膜形成の方法,PGAシートによる被覆について供覧する.

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  • 寛骨臼回転骨切り術の手技と工夫

    04:59

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