デブリドマンのあり方
症例2 活性を失った壊死する組織のデブリドマン
- 提供者
- 畑下 智(会津中央病院)
- 刊行日
- 2021年10月10日
- 時間
- 07:02
- 出典1
- 整形外科サージカルテクニック2021年5号
- 出典2
- 特集「重症開放骨折 究極の初期診療を行い、患者を救え!」
61歳,女性.駐車場歩行中に,乗用車とポールの間に左下肢を挟まれた挟撃損傷.
左下腿の後内側ほぼ全長にわたり開放創を認め,脛骨は近位1/3と中1/3に粉砕を伴う骨折を認めた.受傷時当センター医師不在であり,当院整形外科が初期対応をし,受傷後3日目に紹介となった.受傷後4日目に損傷の評価,デブリドマンを目的に再度手術を行なった.
損傷の中心は下腿近位1/3〜1/2の後内側部であった.腓腹筋内側頭は挫滅損傷が強く,ヒラメ筋,長趾屈筋にも部分的に損傷を認めた.
「整形外科サージカルテクニック2021年5号」次の動画
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