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硬膜内髄外腫瘍の摘出:安全安心な手技

症例1 神経鞘腫症例

サムネイル
提供者
長谷川智彦(浜松医科大学)
刊行日
2021年10月10日
時間
07:14
出典1
整形外科サージカルテクニック2021年5号
出典2
連載「若手医師のための 経験すべき“領域別”手術講座」

症例1 神経鞘腫症例
61歳,男性.
現病歴:4ヵ月前より左下腿外側の疼痛が出現.MRIで脊髄腫瘍を指摘され当科紹介受診.
現症:左下腿外側に疼痛と軽度の感覚鈍麻.下肢筋力正常,深部腱反射正常,膀胱直腸障害なし.
画像所見:MRIではL4/5-S1高位の硬膜内に長径36mm,前後径13mmの楕円形の腫瘤が存在し,脊柱管内を充満していた.T1強調像で脊髄と等信号,T2強調像では脊髄と等信号と高信号の領域がまだらに混在していた.造影では不均一な造影効果が見られ,腫瘤背側,腹側に一部造影されない領域があった.この所見から神経鞘腫を疑い腫瘍摘出を行った.動画では術中エコー所見,発生母地である根糸の同定,神経刺激,切離の実際を供覧する.

「整形外科サージカルテクニック2021年5号」次の動画

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