01 足関節果部骨折D 脛腓間離開への対応
足関節骨折に対するZip Tightを用いた脛腓間固定
- 提供者
- 松村福広(自治医科大学)
- 刊行日
- 2021年06月01日
- 時間
- 03:47
- 出典1
- 足部・足関節の外傷 診断・保存的治療・手術
- 出典2
- 整形外科SURGICAL TECHNIQUE BOOKS 8
足関節骨折,脛腓間固定,ジップタイト,足関節外旋ストレステスト
足関節骨折に対するZip Tightを用いた脛腓間固定
73歳,男性
歩行中に段差で躓いて転倒し受傷.救急搬送され手術目的に入院した.
初診時所見:左足関節周囲は強く腫脹していた.神経血管障害はなかった.
画像所見:AO/OTA分類44B3.2nでTillaux-Chaput tubercle骨折を認めた.
治療方針:内外果骨折の内固定後,脛腓間の不安定性を確認するために足関節外旋ストレステストを行い脛腓間固定の必要性を決定する方針で手術を行った.術中,内外果骨折内固定後の足関節外旋ストレステストで不安定性を認めたため脛腓間固定を行った.術後3ヵ月で骨癒合は得られ独歩となった.
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