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Ganz periacetabular osteotomyの手技と工夫

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提供者
帖佐悦男(宮崎大学)
刊行日
2022年04月10日
時間
04:02
出典1
整形外科サージカルテクニック2022年2号
出典2
連載「股関節骨切りセミナー 成人に対する寛骨臼側骨切り術」

【サマリー】
左股関節症に対する寛骨臼骨切り術(PAO)
59歳,女性
20xx年ごろから両下肢痛があり近医を受診し,坐骨神経痛の診断にて加療された.
7年後から症状増悪したため精査にて両寛骨臼形成不全を指摘されたが経過観察となった.
10年後から両股関節痛が増悪したため,内服,理学療法や減量を中心とした保存療法が施行された.
その後,症状増悪したため20xx+15年に紹介受診となる.
初診時身体所見:跛行,関節可動時痛や可動域制限を認める.
画像所見:左股関節の関節裂隙狭小や骨嚢胞を認める.動態撮影(外転位)にて良好な股関節適合性を認める.
治療方針:年齢や病期を考慮すると人工股関節置換術が考慮されるが,動態撮影の結果ならびに本人のスポーツ活動希望を含めた社会背景や関節温存手術への意欲などShared decision making の結果,寛骨臼骨切り術を実施した.

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