Love法:基本手技と外視鏡を用いた手術
L5/S椎間板ヘルニアに対する外視鏡下Love法
- 提供者
- 山根健太郎(独立行政法人国立病院機構岡山医療センター)
- 刊行日
- 2022年02月01日
- 時間
- 05:18
- 出典1
- 整形外科サージカルテクニック2022年1号
- 出典2
- 特集「最新 腰椎椎間板ヘルニアの治療 Beyond the current standard」
L5/S椎間板ヘルニアに対する外視鏡下Love法
77歳, 男性
3ヵ月前に草刈りをしてから右下肢痛が出現.
近医にて保存治療行うも症状持続し,紹介受診となる.
初診時所見:右殿部から下肢背側に痛みあり.
SLR 80°+/90°-
下肢MMT 大腿四頭筋5/5,前脛骨筋 5/5,長母趾伸筋 5/5,長母趾屈筋 4/5,下腿三頭筋 4/5
深部腱反射 PTR +/+,ATR ±/±
画像所見: MRIにてL5/Sレベルに右傍正中ヘルニアを認めた(subligamentous extrusion).
治療方針:保存治療を継続したにもかかわらず,下肢痛が改善せず,日常生活動作の障害が強いため手術を希望された.外視鏡を用いてL5/S右側Love法にて手術を施行した.
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