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Transforaminal全内視鏡手術

腰椎椎間板ヘルニアに対するtransforaminal approachを用いたfull-endoscopic discectomy

サムネイル
提供者
井ノ口 崇(徳島大学/高知近森病院)
刊行日
2022年02月01日
時間
03:40
出典1
整形外科サージカルテクニック2022年1号
出典2
特集「最新 腰椎椎間板ヘルニアの治療 Beyond the current standard」

腰椎椎間板ヘルニアに対するtransforaminal approachを用いたfull-endoscopic discectomy

16歳,男子,高校1年生
2020年5月頃から左臀部痛及び左下肢痛が出現し,外出も困難な程であった.
授業はリモートで受けていた.5ヵ月に及ぶ保存治療に抵抗性であり2020年10月紹介受診となる.
初診時所見:SLRT(下肢伸展挙上テスト)右:45°左:10° と著明なtension signを認めた.
また,前脛骨筋と長母趾伸筋において,MMT4レベルの筋力低下を認めた.
画像所見:MRIで L4/5レベルに傍正中型のヘルニアを認めた.
椎間板造影検査では,造影剤が後方にleakする所見が観察された.
治療方針:保存治療に抵抗性であり,TF-FEDを行った.
手術後の経過:手術直後から症状は顕著に改善し,現在術後8ヵ月経過しているが,日常生活に支障ない.

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