血管柄付き骨移植:Zaidemberg法
- 提供者
- 納村直希(独立行政法人国立病院機構金沢医療センター)
- 刊行日
- 2020年09月11日
- 時間
- 10:44
- 出典1
- 整形外科 SURGICAL TECHNIQUE(整形外科サージカルテクニック)2020年5号
- 出典2
- 連載「舟状骨骨折 困ったときの次の一手 難治例・再手術例に対する治療戦略」
舟状骨骨折、偽関節、1,2 intercompartmental supraretinacular artery、血管柄付き骨移植、Zaidemberg法
舟状骨偽関節に対する血管柄付き骨移植:Zaidemberg法
60歳、女性、主婦
交通事故で鎖骨骨折を受傷したが、右手関節痛は認めなかったため舟状骨骨折は見逃されていた。その後、軽度の右手関節痛の自覚はあったが放置。5年経過し、転倒して手をついた際から右手関節痛が増悪した。
humpback変形を伴う舟状骨腰部の偽関節を認めた。長期経過例であり、血管柄付き骨移植を選択した。橈骨遠位背側から1,2 intercompartmental supraretinacular arteryを血管茎とする移植骨を挙上し、偽関節部に移植した。偽関節部はやや遠位よりであったため、遠位側からヘッドレススクリューとK-wireで固定した。
「整形外科 SURGICAL TECHNIQUE(整形外科サージカルテクニック)2020年5号」次の動画
おすすめ商品
誌面に掲載している
ロック解除キーをご入力ください
バックナンバーには、ロック解除キーではなくIDとPASSが記載されている場合がございます。
その際は、PASSがロック解除キーの代わりになりますので、PASSをご入力ください。