特集5 偽関節とならないための転子下骨折の整復法
ワイヤリングの適応を含めて
- 提供者
- 大江啓介(神戸大学医学部附属病院)
- 刊行日
- 2019年07月11日
- 時間
- 04:36
- 出典1
- 整形外科 SURGICAL TECHNIQUE(整形外科サージカルテクニック)2019年4号
- 出典2
- 特集「大腿骨転子部骨折 もう怖くない 不安定型の手術テクニック」
大腿骨転子下骨折、偽関節、エレバトリウム、ガイドピン刺入位置、整復位保持、ネイル長、Distal targeting device
85歳女性、左大腿骨転子下骨折(AO分類31A3、Seinsheimer分類Type 5)。ロングガンマネイルを用いて骨接合術施行。
牽引手術台に乗せ、執刀前に徒手整復可能かどうかを確認する。オウルを用いて適切なエントリーポイントに開窓しネイルを挿入する。本症例ではネイル挿入後に徒手整復で整復位が得られなかったため、エレバトリウムを用いて整復しラグスクリュー固定が完了するまで整復位を保持した(症例によっては遠位横止め固定が完了するまで整復位を保持する)。ラグスクリュー挿入位置、深度は転子部骨折に準ずる。ネイル長はミスマッチを確認し、通常は膝蓋骨上縁を指標とする。遠位横止めはDistal targeting deviceを用いてstatic位置に2本固定する。
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