【第1特集】
アルコール・ギャンブル・タバコ・スマホ・ゲーム……
アディクションの問題を抱える社員への支援
アディクション(依存症)は「意志の弱さ」ではなく病気です。産業看護職は、この問題に苦しむ社員をどう理解し、支援すべきでしょうか。根深い誤解や偏見が残る中、アディクション問題の兆候を察知したら、慎重に支援の糸口を探り、専門医療や自助グループへと包括的につなぐ役割が求められています。本特集では、孤立しがちな社員に寄り添い、あらゆる場面で適切に関わるための実践的なヒントを網羅し、現場で今すぐ活かせる最新の支援手法を解説します。
プランナー
三木 明子(関西医科大学看護学部・看護学研究科看護学部長/看護学研究科長)
〈総論〉
■アディクションの問題と職場での対策
米沢 宏(株式会社ジャパンEAPシステムズ取締役・顧問医/産業ダイアローグ研究所所長)
■依存関連問題の3つの予防に取り組むNPO法人の活動から:飲酒運転防止を切り口にしたアルコール健康障害対策
今成 知美(認定特定非営利活動法人ASK代表)
■産業看護職に必要な「アルコール問題」を抱える社員への支援活動のヒント
伊東 明雅(株式会社朝日新聞社東京本社コーポレート本部労務部(健康管理)東京本社産業医/健康政策統括ディレクター)
■産業看護職の関わり:動機づけ面接を手がかりとした早期対応と継続的な見守り
瀬在 泉(防衛医科大学校医学教育部看護学科地域看護学講座准教授)
■ギャンブル問題を抱える社員の理解と支援
吉井 ひろ子(関西国際大学保健医療学部看護学科講師〔精神看護専門看護師〕)
三木 明子(関西医科大学看護学部・看護学研究科看護学部長/看護学研究科長)
■産業保健スタッフが知っておきたい法的に問題となるケース
淀川 亮(弁護士法人英知法律事務所弁護士)
【第2特集】
産業保健看護職のための 基礎からおさらい
職場の化学物質管理
2024年の本格施行を経て、現場での定着期を迎えた「自律的化学物質管理」。しかし、非製造業や中小企業では、産業医・産業保健看護職・衛生管理者などのスタッフが手探りで対応を迫られるケースも少なくありません。本特集では「基礎からおさらい」をテーマに、化学物質管理の本質である労働衛生の3管理を軸とした実務のポイントを整理し、職場に潜む身近な化学物質への対策をわかりやすく解説しています。働く人の安全と健康を守る皆さんが、現場の「リスク低減措置」へつなげていくための、心強い味方として活用していただければ幸いです。
プランナー 久保 善子(共立女子大学看護学部地域・在宅看護学教授)
〈総論〉
■現在の化学物質管理について
宮内 博幸(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科作業環境計測制御学教授)
■作業環境管理と作業管理
高橋 一誠(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科作業環境計測制御学助教)
樋上 光雄(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科作業環境計測制御学教授)
■SDSの見かた
石上 温(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科作業環境計測制御学助教)
樋上 光雄(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科作業環境計測制御学教授)
■化学物質のリスクアセスメント:自治体職場におけるリスクアセスメント事例から
渡邉 裕晃(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科安全衛生マネジメント学准教授 博士〔産業衛生学〕/労働衛生コンサルタント)
■特殊健康診断とリスクアセスメント対象物:健康診断を「ばく露管理」として使う
真鍋 憲幸(三菱ケミカル株式会社人事本部健康支援全社統括産業医)
■化学物質管理に関する身近な事例
石上 温(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科作業環境計測制御学助教)
高橋 一誠(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科作業環境計測制御学助教)
樋上 光雄(産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科作業環境計測制御学教授)
【連載】
□今こそ伝えたい わたしが考える 産業看護の魅力
□産業保健スタッフのための ソーシャル・マーケティング超入門講座【新連載】
□あなたの業務と人生が変わる!? 学び直し 日本人の保健統計【新連載】
□働く人すべての健康を支える! 開業保健師という働き方
□INFORMATION 学会・研究会INFORMATION