【第1特集】
受診率アップにつながるワザとコツ
要再検査・要精密検査と診断された社員への対応
健康診断で「要再検査」「要精密検査」と判定され精密検査を勧められても、自覚症状がなければ受診に踏み出せない人は少なくありません。「忙しい」「怖い」「面倒」「大丈夫」と感じるのは、ごく自然な反応です。本特集では、受診率向上に取り組んできた医療職の知見に加え、がんサバイバーとなった医療職や、受診勧奨を受けた企業管理職の体験を通し、人は何に背中を押され、どのように関わることで受診行動につながるのか、人が受診に踏み出す瞬間を探ります。支援する側と支援される側、双方の視点から、早期発見・早期治療につなげるための「ワザとコツ」をひも解きます。
プランナー
鳥羽山 睦子(社会福祉法人聖隷福祉事業団保健事業部運営管理センター顧問)
〈総論〉
■要再検査・要精密検査と診断された人の受診率を上げるには
石坂 裕子(公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会 健診施設機能評価・支援事業委員会委員長)
■要再検査・要精密検査と診断された従業員の心のうち
松田 悠司(あいち松田産業医事務所代表産業医)
■取り組み紹介① 拠点が全国にあり、多くの社員を本社の産業保健スタッフが担当する企業での取り組み
松尾 知子(コマツ本社健康増進センタ国内販売本部分室保健師)
■取り組み紹介② 健診機関での取り組み
辻本 直美(医療法人桜十字メディメッセ桜十字予防医療事業本部保健看護部長)
■要再検査・要精密検査と診断された産業保健スタッフの気持ち
■要再検査・要精密検査と診断された管理職の気持ち
【第2特集】
使いこなして効果を倍増させる
メール・チャットによる健康支援
メールやチャットといった「文字」を使った健康支援が当たり前になり、その流れはこれからさらに加速するでしょう。メールやチャットといった「文字」は、とても便利でスピーディな一方で、「冷たく聞こえないか」「既読スルーにはどう対応するか」「重大な健康問題を扱っていいのか」といった悩みも尽きません。しかし、メールやチャットは工夫次第で支援の効果を倍増させたり、効率化する力を持っています。本特集では、その実際とヒントをさまざまな立場や職種の方から紹介していただきます。
プランナー 五十嵐 侑(産業医科大学産業医実務研修センター助教)
■企業外支援者の立場から考える チャットによる健康支援の工夫と注意点
石動谷 佳子(元株式会社パソナ)
■健康アプリ(ヘルスケアテック)を通したチャットによる健康支援の工夫および注意点
福谷 直人(株式会社バックテック代表取締役CEO)
■現場で役立つメール支援:従業員に届くための活用法
安東 夏実(株式会社アンドエスティHD健康経営推進室保健師)
■産業看護職が知っておきたいメールによる健康支援のメリット・デメリット
加藤 京子(公益財団法人東京都予防医学協会健康増進部部長)
■心理職が実践するメールの効果的な活用法
吉田 克彦(合同会社ぜんと代表/公認心理師・精神保健福祉士)
【連載】
□今こそ伝えたい わたしが考える 産業看護の魅力
□短期集中連載 ミレイ先生の やる気を引き出す全肯定保健指導
□学び場&コミュニティのご紹介 産業保健の沼へようこそ
□働く人すべての健康を支える! 開業保健師という働き方
□シンポジウムレポート 地域・職域連携による働く人への健康支援を考える
□INFORMATION 学会・研究会INFORMATION