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トップページ 産業保健と看護 『産業保健と看護』17巻6号発売のお知らせ

【第1特集】

「やって終わり」にしない・させない
ストレスチェックNow

改正労働安全衛生法案が可決され、従業員数50人未満の事業場にもストレスチェックが義務化される見通しとなり、段階的に導入が進められます。精神障害による労災認定件数の増加、長時間労働やパワーハラスメントなどによるメンタルヘルス不調者の増加への対策を強化するため、全ての事業場に実施義務が課されます。本特集でストレスチェックの知識をおさらいし、産業保健看護職の役割を再認識するとともに、メンタルヘルス不調による休職や退職を防ぐため、職場環境改善へどう活かすかを考えていきましょう。


プランナー
中野 愛子(株式会社日立製作所人財統括本部システム&サービス人事総務本部 京浜地区産業医療統括センタ産業保健科長)


〈総論〉

■ストレスチェック制度をめぐる最新の動向:産業看護職の役割とは

堤 明純(北里大学医学部 公衆衛生学単位 教授)

■ストレスチェック制度と職場環境改善

小林 由佳(法政大学現代福祉学部臨床心理学科/大学院人間社会研究科 准教授)

■活用事例① グループ企業全体で進めるストレスチェックの取り組み

栗木 美幸(ブラザー工業株式会社 人事部安全防災グループ 健康管理センター 保健師)

■活用事例② 中小企業で保健師が伴走者となり職場環境改善に取り組んだ過程

籔 明香(北海道セキスイハイム株式会社 経営管理統括部 総務部 健康推進室 保健師)

【第2特集】

産業保健職も「フクギョウ」の時代?
副業・複業を考える

産業看護職として、一つの企業で得られる経験にはどうしても限界があります。だからこそ、副業や復業を通じて他社を知ることで、自分の取り組み方やものの見方がより鮮明になってきます。もちろん、まだ余裕がない方や、所属企業のルール上できない方もいるでしょう。それでも、本特集を通じて「副業・複業」という選択肢の意義をぜひ知っていただきたいのです。産業保健の支援が十分に行き届いていない業種や小規模企業にも、確かに産業保健は求められています。社会に産業保健を広げるためにも、皆さんには多様な働き方に挑戦していただきたいと願っています。


プランナー 五十嵐 侑(産業医科大学 産業医実務研修センター 助教)


〈総論〉

■産業保健職の副業と複業をめぐる社会の動き

豊岡 萌絵(株式会社トキエノ 代表取締役)

■形にとらわれすぎず、企業や組織、社員の幸せにつながることを関係者と協力しながら考えていく

山崎 彩(TIS株式会社 人事部 健康相談室 保健師)

■副業から複業へ:ご縁に恵まれつながる仕事ができることの幸せ

後藤 豊美(保健師事務所Lien 代表)

■保健師の「現場力」を社会の未来に

田中 紀子(株式会社KPS ホールディングス 総務部総務課 保健師)

■産業保健スタッフの新たな働き方:副業という選択肢

山口 理恵(花王株式会社 小田原事業場 健康相談室)

■覆面座談会 フクギョウを考えることは人生を考えること

【連載】

□今こそ伝えたい わたしが考える 産業看護の魅力

□学び場&コミュニティのご紹介 産業保健の沼へようこそ

□働く人すべての健康を支える! 開業保健師という働き方

□研修会レポート 産業医科大学学長企画 健康経営のための救命講習

□INFORMATION 学会・研究会INFORMATION