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トップページ 産業保健と看護 『産業保健と看護』17巻5号発売のお知らせ

【第1特集】

継続的で効果的な健康支援のカギとなる
地域と職域の連携

6月に日本看護協会が公表した調査によると、地域保健関係者と連携している産業看護職は約3割でした。私たちは地域保健だけ、産業保健だけでは解決できない、少子高齢化、感染症、災害など数多くの健康課題があることを認識しています。本特集では従業員支援における的確な情報収集とアセスメントなどを駆使し地域保健との連携を進めてきた産業看護職を始め、市役所保健師や産業医の立場からも貴重な寄稿をいただきました。皆さま方の産業保健活動の幅が拡がるようなヒントを得ていただけますと幸いです。


プランナー
加藤 京子(公益財団法人東京都予防医学協会 健康支援センター 健康増進部 部長)
三橋 祐子(東海大学 医学部看護学科 准教授)


〈総論〉

■産業保健専門職から切り開く 地域保健との連携とは

三橋 祐子(東海大学 医学部看護学科 准教授)

■産業看護職の立場から① 産業保健が地域保健と連携する意義

川上 智子(セイコーエプソン株式会社 健康経営推進部 保健師)

■産業看護職の立場から② 上小保健師会における活動と地域・職域連携の実際

仲佐 美鈴(日置電機株式会社 総務本部 保健師)

■開業保健師の経験から 働く人の支援から広がる地域とのつながり

田中 千恵美(アクトグレースサポート株式会社 代表取締役 保健師)

■伊勢原市での取り組み 「地域・職域ネットワーク」を基盤とした地域での展開

鈴木 めぐみ(伊勢原市 保健福祉部 健康づくり課)
新堀 しのぶ(伊勢原市 保健福祉部 地域福祉推進課)

■企業の産業医の立場から 地域・職域連携が皆に求められる時代

堀川 直人(メタウォーター株式会社 常任理事・健康管理センター長/産業医)

【第2特集】

先輩たちはこうやって力をつけてきた
産業看護職のスキルアップのための学び

産業看護職としての成長は、日々の実践の中だけでなく、意図的な「学び」の積み重ねによって形づくられます。本特集では、教育学の視点から「学びのデザイン」をひもとく論考と、実際に大学院や教育プログラムを通じてスキルを磨いてきた先輩たちのご経験をご紹介いたします。それぞれの歩みに耳を傾け、自身の成長戦略を描く一助となりましたら幸いです。日々の忙しさの中でも、学び続ける力が未来を切り開くと信じています。


プランナー 金森 悟(帝京大学大学院 公衆衛生学研究科 准教授)


■選ばれる専門職になろう! 産業保健スタッフの学びのデザイン

柴田 喜幸(産業医科大学 産業医実務研修センター 副センター長・教育教授)

■データの扱い方や分析方法を実際に学ぶために大学院へ進学したからこそ見えた景色

後藤 豊美(秋田大学大学院 医学系研究科 医科学専攻 衛生学・公衆衛生学講座)

■産業保健高度専門職の大学院プログラムでの学びと実践

帰山 晶子(日野自動車株式会社 こころとからだの健康推進センター 保健師)

■世界を広げてくれた職場のメンタルヘルス専門家養成プログラム

白田 千佳子(株式会社エクサ 人事部 健康相談室 保健師)

■本誌編集委員・編集アドバイザー・編集同人その他の諸先輩方からのメッセージ
スキルアップに役立つ書籍・研修・資格

【連載】

□今こそ伝えたい わたしが考える 産業看護の魅力

□学び場&コミュニティのご紹介 産業保健の沼へようこそ

□働く人すべての健康を支える! 開業保健師という働き方

□研修会レポート 一般社団法人日本産業保健師会 2025年度第1回研修会

□NURSE TOPIC 日本産業看護学会 産業看護実践のためのeラーニングのご紹介