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トップページ 産業保健と看護 『産業保健と看護』17巻2号発売のお知らせ

【第1特集】

相手に響くアプローチとは?
肥満の予防と改善への働きかけ

長年、健康診断事後面談を実施している中で、肥満、重度肥満の方の対応が増えていると感じます。肥満の従業員は糖尿病や高血圧などの「疾患」という意識は薄く、病識のない方への指導に苦慮している産業保健職が多いのではないでしょうか。一方、肥満の治療は大きく進んできており、病識のある方からは調べてきた治療法について、専門的な質問をいただくことも。さまざまなケースに対応できるよう、この特集を通して知識を深めておきましょう。


プランナー 東川麻子(株式会社OHコンシェルジュ 代表取締役)


〈総論〉

■「肥満症診療ガイドライン2022」解説

浅原 哲子・石川 実里(独立行政法人国立病院機構京都医療センター)

■就労世代への保健指導のポイントと産業看護職に期待される役割

津下 一代(女子栄養大学)

■「結果にコミットする」コツが知りたい! 行動変容につなげるあの手この手

川元 梨代菜・杉浦 衿加・門司 麻里・土屋 実希(RIZAP株式会社)

■肥満治療の最前線①肥満外来ではどんな治療が行われているのか

宇野 耕平・大城 崇司・矢野 文章(東京慈恵会医科大学)

■肥満治療の最前線②投薬を中心とした肥満症の治療

井内 裕之(日本橋れいわ内科)

【第2特集】

「ほどほどに」では不十分
アルコールの問題を抱える社員への支援

「アルコール健康障害対策基本法」の施行から10年が経過しました。タバコと同様に物質依存である、アルコール問題の対策は職域で進んだでしょうか? 不適切な飲酒習慣や過度の飲酒は、個人の健康や生活を脅かすだけではなく社会問題や安全性、労働生産性の低下など、組織のリスク要因です。アルコール問題対策のカギはSBIRTS(エスバーツ)注)の構築推進にあり、本特集では産業保健看護職の支援活動に役立つヒントをまとめます。


注)SBIRTS:アルコールの過剰な摂取者を「みつける Screening」「かかわる Brief Intervention」「つなぐ Referral to Treatment and Self-help groups」こと


プランナー 伊東 明雅(株式会社朝日新聞社健康政策統括ディレクター/東京本社産業医)


〈総論〉

■「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」解説

角南 隆史(佐賀県医療センター好生館)

■過剰な飲酒低減への 新しいアプローチ

斉藤 剛(筑波大学附属病院)

■心理の専門家に学ぶ 対話のコツとポイント

河西 有奈(白峰クリニック)

■事例紹介①アルコールについて学ぶ イベントの開催・ 職場全体への働きかけ

西畠 文江(朝日新聞健康保険組合)

■事例紹介②アルコール依存の社員の 休復職支援: 外部機関との連携

米沢 宏(株式会社ジャパンEAPシステムズ)

【連載】

□Professional Team Interview

□今こそ伝えたいわたしが考える産業看護の魅力

□学び場&コミュニティのご紹介産業保健の沼へようこそ

□働く人すべての健康を支える! 開業保健師という働き方 【新連載】

□著者に聞く『メンタルヘルスケアを「見える化」する心のエネルギーのマネジメント』