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トップページ 産業保健と看護 『産業保健と看護』16巻4号発売のお知らせ

【第1特集】

産業保健スタッフにできること、求められていることとは?
キャリアに悩む社員への支援

これまでの産業保健職への相談は、人間関係や多忙な業務のやりくり、交代勤務による生活の乱れなど、いかにして職場に適応するかという内容がほとんどでしたが、ここ数年、産業構造の変化や働き方に対する考え方の変化から「この会社で働き続けられるだろうか」といったキャリアの相談が増えています。キャリアに関する問題は若者に限らず、役職定年や定年延長など中高年にも共通した問題です。産業保健職にはどのような関わりや支援が可能か、課題解決のための連携のあり方について考えていきましょう。


プランナー 東川麻子(株式会社OHコンシェルジュ代表取締役)


■いまなぜ労働者のキャリア支援・教育が求められているのか:年代別キャリア支援のポイント

近藤雅子(合同会社労務トラスト)

■むキャリアに悩社員への産業看護職の関わり①キャリアに悩みもがく社員に何ができるのか?~関心を寄せつつ、見守る~

白田千佳子(株式会社エクサ)

■キャリアに悩む社員への産業看護職の関わり②定年延長で遠くなったゴールを前にした中高年労働者が迎える転機を支える

福平さやか(信越半導体株式会社)

■専門家の対応に学ぶキャリア支援個人の成長と企業の発展の実現につなぐ支援:キーワードは「働きやすさ」と「働きがい」

高野美代恵(オフィスME社会保険労務士事務所)

【第2特集】

もっと早く知りたかった!この場面でどう考える?
産業保健現場のコンフリクトマネジメント

組織ではさまざまなコンフリクト(葛藤)や対立が生じやすく、個人の利益と会社の損失が対峙する状況においては産業看護職も巻き込まれることがあります。また、産業看護職の役割を遂行する際にも、コンフリクトが生じることがあります。本特集では、現場のコンフリクトが生じる架空事例と場面を設定


プランナー 三木明子(関西医科大学)


■総論:産業保健現場でのコンフリクトマネジメントとは

三木明子(関西医科大学)

■場面1:業務内容の不一致から不調を来した中途採用者と上司との認知・解釈の違いによる対立──産業看護職の立場から

鈴木雅子(株式会社NTTデータグループ)

■場面2:メンタルヘルス不調者が続出する職場における従業員らと上司との対立──産業医の立場から

伊東明雅(伊東労働衛生コンサルタントオフィス)

■場面3:健康管理の予算を拡大したい産業保健スタッフと、異なる目標を持つ経営者との対立──経営者の立場から

石山知良(プライマリー・アシスト株式会社)

■場面4:メンタルヘルス不調からの復職を希望する従業員と復職をサポートする社内スタッフの葛藤──人事部・臨床心理士の立場から

春藤行敏(株式会社島津製作所)

■場面5:アルコールなどの問題に起因した違法行為が発覚したときの従業員と産業看護職との対立──弁護士の立場から

淀川亮(弁護士法人英知法律事務所)

【連載】

□今こそ伝えたい わたしが考える産業看護の魅力

□駆け出しだからこそ伝えたい!産業保健分野の歩き方

□著者に聞く 新人・後輩指導がグンと楽になる!Z世代ナースのほめ方・しかり方・伝え方