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トップページ 産業保健と看護 『産業保健と看護』16巻3号発売のお知らせ

【第1特集】

いざというときのために
日常の産業保健活動における災害への備え

災害大国の日本では、いたるところで地震や津波、台風、大雨が起こっています。さらにはCOVID-19といった感染症や、工場災害、事故や犯罪といった人為災害も起きています。産業看護職には災害による健康障害の予防と最小化が求められます。そのためには事前準備が極めて重要です。本特集を参考に、災害に備えた産業保健活動を充実させることで、企業や労働者個人の災害に対する強靭性(レジリエンス)を高めていってください!


プランナー 五十嵐 侑(産業医科大学産業生態科学研究所災害産業保健センター講師)


■災害に備えた他部門などとの連携や帰宅困難者対策

濱舘 陽子(東京医科歯科大学)

■災害に備えた職場巡視

藤田中 完(神栖産業医トレーニングセンター)

■災害に備えた健康管理・保健指導

安部 仁美(東海大学)

■産業看護職としてBCPへの関与

長谷川 佳代子(株式会社檜原ライフスタイルラボ)

■産業保健スタッフ向け事前準備アクションチェックリストのツール

五十嵐 侑(産業医科大学)酒井 洸典(住友電気工業株式会社)

【第2特集】

働き方の多様化と複雑化に対応する
疲労の予防とコントロール

疲労は、健康や安全上の問題に深く関与していますので、産業保健現場では重要な課題です。また、昨今、労働者のライフスタイルや価値観に合わせて働くことのできるリモートワークや時短勤務、ジョブ型雇用、副業など、多様な働き方を選択できる社会の実現が求められています。加えて、IT化やDX化、国際化、労働者の高齢化など、労働環境や条件が著しい速さで変化し、疲労の発現様式や負荷負担、回復のあり方も変化しています。そのような中で取り組まれているさまざまな産業保健現場での疲労の予防とコントロールの方法について紹介します。


プランナー 久保 善子(共立女子大学)


■新しい働き方における疲労リスク管理の重要性と他業種への水平展開を見据えて

榎原 毅(産業医科大学)

■航空パイロットにおける疲労リスク管理

満下 善紀(日本乗員組合連絡会議HUPER 委員会)

■トラックドライバーにおける疲労リスク管理の未来

松元 俊(労働安全衛生総合研究所)

■自主対応型の疲労対策としての 職場の疲労カウンセリングの可能性

久保 智英(労働安全衛生総合研究所)

【連載】

□今こそ伝えたい わたしが考える産業看護の魅力

□リスクアセスメントが肝心!業種別 腰痛の予防と対策

□駆け出しだからこそ伝えたい!産業保健分野の歩き方