提供者

松井智裕（済生会奈良病院）

刊行日

2021年06月01日

時間

02:56

出典1

足部・足関節の外傷　診断・保存的治療・手術

出典2

整形外科SURGICAL TECHNIQUE BOOKS 8

腓骨筋腱脱臼、仮性嚢、腓骨筋支帯修復術、Das De変法、軟部組織性制動術、腓骨筋腱腱鞘形成術

反復性腓骨筋腱脱臼に対するSuture Tapeを用いたPseudo pouch closure technique

42歳、男性。スポーツ：空手
36歳の時に他院でDas De法を受け、空手にも復帰していたが、術後2年9カ月時に反復横跳び運動により再受傷した。その後は保存的に経過を見られていたが、脱臼を頻発して疼痛とスポーツ活動に支障をきたすため手術目的で当院に紹介受診となった。上腓骨筋支帯は肥厚しており、損傷を認めなかったため、スーチャーテープを用いた腓骨筋腱腱鞘形成術を行った。