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10 リバース型人工肩関節置換術

サムネイル
提供者
谷口昇(鹿児島大学)
刊行日
2020年09月15日
時間
05:04
出典1
肩関節手術 合併症の予防と対策
出典2
10  リバース型人工肩関節置換術

腱板断裂性関節症、bone marrow stimulation、ベースプレート設置の向き、脱臼テクニック、bone impactionによるステム設置

症例は72歳男性。左肩可動時痛のほか、肩鎖関節上に巨大な水腫を認めた。単純X線写真にて上腕骨頭の上方化とfemoralizationに加え、肩甲上腕関節の関節症変化を認めた。MR画像では肩甲下筋腱と棘上筋腱、棘下筋腱の三腱断裂であり、腱板断裂性関節症と診断した。特に棘上筋と棘下筋は著名な筋萎縮と脂肪変性を呈していたため、腱板一次修復は不可と判断し、リバース型人工肩関節置換術を選択した。

「肩関節手術 合併症の予防と対策」次の動画

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