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周産期医学・新生児医学・産科婦人科学 最新情報 【セミナー開催報告】「実習 分娩介助セミナー(東京)」(2023年6月3日)
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【セミナー開催報告】「実習 分娩介助セミナー(東京)」(2023年6月3日)

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昨日より少し自信がもてる
実習 分娩介助セミナー
分娩期の助産診断と分娩介助

2023年6月3日(土)、グランパークカンファレンス(東京都港区)にて、中川有加先生(静岡県立大学看護学部/静岡県立大学大学院看護学研究科 母性看護学・助産学 准教授)、石川紀子先生(総合母子保健センター愛育病院 看護部長)を講師に、実習付きのセミナー「昨日より少し自信がもてる 実習 分娩介助セミナー:分娩期の助産診断と分娩介助」が開催されました。

★こんな助産師が参加しています★
「分娩介助を学生以来、久しぶりに行うため、ブランクがあり基本的な知識・技術を学びたかった」
  「手技に日々、自信がなく困っていた」
「自己流の介助方法になってしまう前にコツや基礎を学びたかった」
  「3度裂傷が続き、何がダメなのか勉強したかった」
「最後に分娩介助を行ったのが3年ほど前で自信がなかった」

午前中は、助産診断とアセスメント、分娩介助技術などについての、非常に内容の詰まった講義でした。

午後は総合母子保健センター愛育病院の加藤美佳先生、今井晶子先生、頓所真美先生にお手伝いいただき、5台のコーナーに分かれて実習を行いました。

参加者は、まだ分娩介助件数の少ない、1年目から3年目の助産師が中心でした。
受講後アンケートでたくさんのメッセージをいただきましたので、紹介させていただきます。

★このセミナーに参加して★
「何度も分娩介助をやらせてもらえたので身についたと思う。今日学んだ技術を積極的に分娩介助に生かせるようにしたいです。ありがとうございました。助産師、頑張ります。」
  「教科書では学べないポイントがたくさんあり、多くの学びがあった。実習では1つ1つ丁寧に、違う先生方から教えていただいたことがすごくよかった。」
「まだ経験も少ないので初歩的なところから応用の技術まで知れて学びになりました。」
  「分娩介助だけでなく、分娩進行にかかわる要因なども学び直せたのでよかったです。」
「会陰保護・左手の児頭を押す力の加減が具体的にわかった。」
  「会陰保護について、娩出時の力の方向や加減について、書籍ではわかりにくい部分を実際に教えて頂いた。」
「会陰の伸びの判断がよくわからなかったので、教えてもらえてよかった(医師に自分のアセスメントを伝えられるようになりたいと思います)。」
  「演習時間が充実していた。技術も教えていただいたし、質問もしやすかった。」
「分娩介助体験で会陰保護の力を先生に触っていただき、力加減のアドバイスをいただけたことや屈位~肩甲娩出の手の使い方を教えていただけたのがとてもわかりやすかったです。」
  「分娩介助の部分で実際に手を添えて力の加減などを教えてくださったことで、自分でどのくらい圧をかければよいのかとても勉強になった。また病棟の先輩に聞きにくいことも聞くことができた。」
「経験を通してアドバイスくださり、早速明日から今日の学びを取り入れられそうです!」
  「お産件数が少なくて自信がなかったが、たくさん質問もでき多くのことを吸収できた。」
「分娩介助もそれぞれの方法があり、自分の今の方法でも良いことがわかり自信がつきました。」
  「解剖生理から振り返り、アセスメントや分娩介助技術(肩の出し方、保護の手の位置、児の出し方)など、悩んでいた部分が直接相談できて良かったです。」
「さまざまな方法の会陰保護を学ぶことができました。講義を通して今までの分娩についての知識を見直すことのできる機会になりました。」
  「上が切れる原因がわかった。坐骨棘の探し方がわかった。第3回旋が早く、切れやすくなっていたことがわかった。右手に力が入りすぎなことがわかった。肩が出ないときの対応がわかった。」
「分娩介助の時、ずっと力を入れっぱなしもなっていたと思うので、力を入れるポイント、抜くポイントを、実際に手を添えて指導していただき、わかりやすかったです。」
  「先輩助産師の介助技術や考え方が聞けて良かった。」(一部のみを紹介させていただきました)

前日からの悪天候で、参加者の皆さま、無事に来られるのかとても心配でしたが、当日は交通機関の影響で来られなかった方1名のみのご欠席でした。皆さま、ご参加ありがとうございました。


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