周産期の検査に関する本は多数ありますが、
本書はほかとは少し違います。
臨床検査に最前線で携わる
ナースや研修医の皆さんが検査の必要性を学び、
そして実際の検査がイメージできるようなテキスト、
これが本書のコンセプトです。
執筆をお願いした先生方は上記のような要望にお応えくださり、
当初予想した以上の出来栄えとなりました。
私がイメージしたコンセプトは保ちつつ、
新生児を専門とする先生方にも役立つ
専門性の高い内容になっています。
この場を借りて、執筆の労をお取りいただいた先生方に
心から感謝いたします。
本書が新生児医療の現場で活用されることを
心から念じています。
編著
京都大学大学院医学研究科新生児学講座 特定教授
河井 昌彦
本記事は『with NEO』2023年秋季増刊号 序文からの再掲載です。