やってまいりました! 2020年1月号「超わかる!使える!新生児の血液ガス検査」に続く、血液ガス第2弾特集!
赤ちゃんの心の叫びである「血液ガス」を読むことは、新生児をみるスタッフにとって必要不可欠です。しかし、あまりにも難しい生理学の話や複雑な計算式に惑わされて、途中で挫折し、学びを深める機会を失っている若手スタッフもいるのではないでしょうか。
いくら知識があっても、シンプルに血液ガスを読めて実臨床で対応できないとナンセンスです。そこで、怒られることを覚悟(??)した上で、本特集では、あえて生理学や複雑な計算式などの難しい内容はできるだけ省略し、読者の皆さまに分かりやすく伝えることを目標にしています。
また、本特集では、読者アンケートでリクエストのあった「血ガス機器の違いや検査項目」「採血のタイミング、部位、保存方法について」「経皮ガスモニタ」も新たに取り上げて解説しており、前回の特集と併せて読んでいただくことで、血ガス検査についてさらなる知識の習得ができるものと期待しています。
明日からの臨床が楽しくなること間違いなし! さぁ頑張っていきましょう!
プランナー
北里大学医学部附属新世紀医療開発センター
先端医療領域開発部門新生児集中治療学教授
中西秀彦
本記事は『with NEO』2023年4号特集扉からの再掲載です。