2022年9月22日に開催された「ペリプリ X(Twitter)スペース」第4夜ではインシデントの向き合い方、助産師あるあるトークについてお話しいただきました。
【インシデントの向き合い方についてどうお考えですか?】
◆SUZUさん(助産師学生)
今のところ実習の中でインシデントの経験はないのですが不安が強いところなので、今日はお2人にたくさんアドバイスを伺えると嬉しいです。
◆キャリーさん(病院勤務・実習指導助産師)
インシデントを起こす当事者は責任を感じるからこそ落ち込むのは当然だと思いますが、安全なシステムや環境づくりに活かしていくことが大切です。私自身も1年目のこの時期、1日に3つもインシデントを起こし、今すぐに辞表を出したいと思うほど落ち込みました。でも目を背けずに、なぜインシデントが起きたのかを振り返ることができました。知識不足や経験の未熟さだけでなく、確認体制や煩雑な手順など組織として取り組むことに気づけたらインシデントと向き合う価値はあります。感情だけにとらわれないようにしていくことを心がけてほしいです。そして、休息をとるなど、体調やモチベーションを管理しておく大切さも実感しました。夜勤中は特に、自分の注意・判断力を把握しながら働くように気をつけています。
◆まんまるさん(クリニック勤務助産師)
新人の頃にインシデントはミスだと思っていましたが、今では落ち込みつつも前向きにとらえることができています。インシデントレポートを書くことで自分の行為の細かい振り返りや分析ができる機会にもなりますし、なによりアクシデントを未然に防ぐための改善策につながります。チームとして取り組んでいく内容を明確にする作業であり、他のスタッフのレポートを見ることで自分にも活かすことができます。
* * *
新人助産師の皆さんが聞いてほしい悩みや困っていることがあれば、お気軽に「ペリプリ」X(Twitter)のDMにご意見をお寄せください。
ぜひぜひ、アーカイブも聞いてみてくださいね。
(協力:難波安衣子)
❤ペリプリ(Perinatal Care プリセプターズ)メンバー
suzu/助産師
X(Twitter) Instagram
助産師キャリー/アドバンス助産師
X(Twitter) Instagram
まんまる(時々産婦人科医の旦那さんと「まんまる夫妻」)/助産師
X(Twitter) Instagram