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トップページ 新生児・小児/助産/ウィメンズヘルス Cure&Care&Nursing 【特集】特別な支援が必要な母親への対応ーケースbyケースで学ぶ|ペリネイタルケア2026年11号|小谷友美|PerinatalCareクローズアップ|#055

 近年、周産期メンタルヘルスへの関心が高まる一方で、妊産婦や家族の背景は多様化・複雑化しています。助産師には身体的ケアだけでなく、心理社会的課題を早期に把握し適切な支援へつなぐ役割が求められています。
 本特集ではまず、妊産褥婦のメンタルヘルスに関する現状と課題、特定妊婦の概念、そしてわが国における公的支援を含む支援体制を整理します。さらに、妊娠期・分娩期・産褥期を時系列に沿って取り上げ、精神科医や小児科医など各専門職の視点を交えながら、助産師に必要な知識や観察のポイントや多職種連携の実際を解説します。また、2024年に日本精神神経学会/日本産科婦人科学会が作成した『こころの不調や病気と妊娠・出産のガイド』の活用法、多産DVや避妊、育児環境の整備、行政支援との連携、介入困難事例への工夫についても紹介し、母児と家族を支える切れ目のない支援のあり方を考えます。
 本特集が、助産師をはじめとする周産期医療従事者の理解と実践を深め、妊産婦とその家族に寄り添うための一助となることを願っています。


プランナー

浜松医科大学 産婦人科学講座 教授
小谷友美



本記事は『ペリネイタルケア』2026年11月号特集扉からの再掲載です。