低出生体重児の健やかな成長・発達を支える上で、日々の観察はとても大切です。低出生体重児においては、ほんの些細な変化が重篤な症状の前兆であることが少なくありません。言葉で不調を伝えることのできない赤ちゃんですが、全身でさまざまなサインを発しています。そのサインを見逃さず、状態の変化を捉えるためには、低出生体重児の「何かおかしい…」に気付き、「これがおかしい」と自信を持って言葉にできる観察力やアセスメント力を養うことが大切です。
本特集では、日頃、ベッドサイドで赤ちゃんの治療や看護にあたっている新生児科医や新生児集中ケア認定看護師が、低出生体重児によくみられる所見や症状について解説しています。併せて観察すべき所見、想定される原因、必要な対応を、観察チャート(フローチャート)と詳細解説でまとめています。
本特集が、低出生体重児の観察とアセスメントへの理解を深め、日々の実践における新たな学びや気付きにつながる一助となれば幸いです。
プランナー
神奈川県立こども医療センター 新生児病棟 主任看護師、新生児集中ケア認定看護師
豊島万希子
本記事は『with NEO』2026年5号特集扉からの再掲載です。