胎児 well-being は、胎児が子宮内で安定した循環と酸素化を維持しているかを評価する概念であり、日常臨床の中核をなす考え方です。その定義や評価法の背景、そして各指標の限界について、助産師・看護師、産科医が共通の理解を持つことは、安全な胎児管理、子宮内環境の評価を導くうえできわめて重要です。
本特集では、胎児 well-being の基礎概念から、評価法の歴史、臨床における判断基準、血液ガスの意義、さらに今後の展望までを包括的に整理したいと考えました。
読者の皆さんにとって、わかりやすく意義ある特集であればと願っております。
プランナー
福島県立医科大学 産科婦人科学講座 准教授/
総合周産期母子医療センター(母体胎児部門)副部長
安田 俊
本記事は『ペリネイタルケア』2026年5月号特集扉からの再掲載です。