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トップページ 新生児・小児/助産/ウィメンズヘルス Cure&Care&Nursing 【助産師のやりがい】|ペリプリ|#042

 お久しぶりです。uyuです!実習や国試勉強も佳境に入ってきている時期でしょうか。今回のテーマは「助産師のやりがい」についてです。


【助産実習〜1年目に感じた葛藤】

 今、助産学生をされている方、助産として勤務されている方、どの方も、自身の思い描いていた「助産師」と少し異なる部分もあり、そこに葛藤することがあるかと思います。私自身もそうでした。
 私はコロナ禍での実習で、継続事例を持つことが困難でした。みんなの話の中の「継続事例さん」が本当にうらやましかったのを覚えています。妊娠期からの関わりや指導、分娩に携わる中で、みんなが助産師としてのやりがいを感じているように思えて、自分だけそれを体験せずに助産学生が終わることにも焦りを感じました。
 また、助産師1年目では、産科配属は叶わず、NICUからのスタートでした。3〜4年は移動はないと言われて、同じ階の反対側に入っていく産科配属の1年目の同期がうらやましく、自身の助産師としてのキャリアにも思い悩みました。


【対象者に寄り添い、一緒に選択していけるというやりがい】

 その中で私が助産師として働いていて、いちばんやりがいと感じることは、「正解を押しつける」のではなく、その人の気持ちや生活に寄り添いながら、一緒に選択していけることです。
 NICUで勤務する中で、お母さんやその家族の大きな決断に立ち会うことが多くありました。私は看護師としてNICUで勤務した後に、助産師学校に行きました。
 看護師ではなく助産師として勤務する中で、妊娠期からの様子をより詳しく想像することができるようになりました。自身も分娩に直接関わる機会があったことで、出産、分娩に対する母親の気持ちを看護師のときより想像することができるようになった気がします。
 妊娠・出産・産後は、身体も心も大きく揺れる時期です。医学的に正しいことが、必ずしもその人にとって“今できること”とは限りません。だからこそ私は、「こうしなければいけない」ではなく、「今どうしたいのか」「何が一番つらいのか」を聞く時間を大切にしています。
 ほんの短い関わりでも、「話して少し気持ちが楽になりました」「それでいいんだって思えました」そんな言葉をもらえる瞬間に、助産師としての意味を感じます。
 その人が自分を責めずに済むきっかけを一つ渡せたなら、それでいい。最近の私は、“支える”というより“隣にいる”ことの価値を、大切にしています。 正解を導くのではなく、その人と一緒に考え悩める場所になることができることをやりがいと感じています。


【自分の大切にしたいことと向き合う】

 「やりがい」というテーマで今回書かせていただきましたが、やりがいと言われると私もとても悩みました……。笑
 あなたが助産師として大切にしたいことがやりがいにつながっていくのではないでしょうか。大切にしたいと思うことが対象者さんを救うことがあると思います。自分の大切にしたいことと向き合いながら、私も助産師として頑張りたいので、一緒に助産師として経験していきましょう。

*   *   *

 12月はあっという間に終わってしまい、気付けば1月ですね。年末年始のお休みで疲れがどっと出て、体調を崩さないように気を付けてくださいね。
 またお会いできることを楽しみにしています!!


❤ペリプリ(Perinatal Care プリセプターズ)メンバー

uyu/助産師
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