★トゥルク大学病院・NICUの紹介
動画ではトゥルク大学病院のNICUを紹介しています。さらに、フィンランドでの小児科研修や家族とのコミュニケーションなどについて、現地で活躍する医師にインタビューも行いました。
★本文記事をすこし紹介
はじめに
Moi(モイ)! フィンランドの糸島です。前回は、トゥルク大学病院NICUでの取り組みを例に取って、ファミリーセンタードケアについて具体的に考えてみました。今回は、ファミリーセンタードケアの話題からは少し離れて、フィンランドやトゥルク大学病院の周産期医療についてご紹介します。
フィンランドの周産期医療
フィンランドの周産期医療は、驚くほど集約化が進んでいます。妊婦健診やエコー検査は、基本的に地域のネウボラで行われます。ネウボラとは、母親の妊娠から子どもの就学前までの健康管理を包括的に行う、フィンランド独自のシステムです。ほぼ全ての出産は病院で行われ、分娩を取り扱う病院は全て公立です。そして、そのほとんど(96%)がNICUを併設しています。
(続きは『with NEO』2023年5号をご覧ください!)
【セミナー開催!】東京会場/ライブ配信(アーカイブ配信付)
- 先進的なフィンランドからファミリーセンタードケアを学びたい…
- 国内のいろいろな施設の取り組みを知って、取り入れてみたい…
- 意識変革が必要なのは家族よりも、医療者?
<プログラム> ※英語での発表・発言には逐語通訳が付きます
- ファミリーセンタードケア キーノートレクチャー(13:00~15:00):ファミリーセンタードケアはNICUの当たり前か?革新か?(※)/私が医師としてTurkuで確信したこと/プログラム開発秘話(※)/Close Collaboration with Parents trainingで変わるナースの役割
- ファミリーセンタードケア 実践報告とディスカッション(15:00~16:45):日本NICUとトゥルク大学(※)からそれぞれ発表していただきながら意見・情報交換 (①両親のケア参加、②両親の回診参加、③個室NICU)
- まとめ(16:45~17:00)
<講師>
- Liisa Lehtonen(フィンランド・トゥルク大学病院)
- Sari Ahlqvist-Bjorkroth(フィンランド・トゥルク大学病院)
- 小田 新(長野県立こども病院新生児科部長)
- 糸島 亮(長野県立こども病院新生児科〔現・トゥルク大学〕) ほか
- 日時:2023/10/14(土) 13時 〜 17時
- 会場:日本光電工業株式会社 フェニックス・アカデミー(人材開発センタ)
- 受講料:5,000円(税込)
- 申し込み締切:2023年10月13日(金)12時(予定数に達し次第 受付終了となります)
- ※予定数に達し次第 受付終了となります
- セミナー形態:会場参加/ライブ配信(アーカイブ配信付)
- ※ライブ配信後、オンラインセミナー発売予定
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