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トップページ 新生児・小児/助産/ウィメンズヘルス Cure&Care&Nursing 【特集】助産師のための「聞く力」「伝える力」「進める力」ー保健指導、説明、カウンセリング、院内調整…あらゆる場面で使えるスキルが身につく!|ペリネイタルケア2025年8号|島田啓子|PerinatalCareクローズアップ|#038

 「あの人はいつも上手に話すよね~」「そうだよね!!」とみんなが絶賛するような関わりを実践できる人がいれば、他方で「なんだかいつもこじれるのは、私の応対のせい?」と、自分の関わりに自信を持てない人もいるのではないでしょうか。“Mid-wife”という、“女性”に“寄り添い”やすらぎを与えられる助産師ならではのコミュニケーションスキルを、今こそ考えてみませんか。
 妊産婦に寄り添う助産師は、五感を通して「聞く力」「伝える力」を意識して磨いています。「聞く力」「伝える力」を発揮できたら、妊産婦との関係性も、お産も、いつのまにかスムーズに「進む」はず。ところが、「聞く力」「伝える力」の発揮の仕方がよくわからないために、コミュニケーションに悩みを抱える若手の助産師や自分のコミュニケーションスキルに満足できていない助産師が多いのではないでしょうか。
 本特集では、あらためて助産師のコミュニケーションスキルについて考え、妊産婦とのコミュニケーションを振り返り、どう「聞く」のか、どう「伝える」のかを解説しました。また、業務を円滑にするためのスタッフ間でのコミュニケーション、そして、医師や他職種といった院内の連携強化に役立つ内容を盛り込んでみました。
 本号を手にしたあなたは、きっと今までと何かが変わります。読了後は、あなたなりのコミュニケーションスタイルを手にするのではないでしょうか。


プランナー

天使大学大学院 助産研究科 教授・研究科長
島田啓子



本記事は『ペリネイタルケア』2025年8月号特集扉からの再掲載です。

➡︎連載「姿勢と呼吸をととのえるガスケアプローチ」の動画はこちらから