【4月から勤務される皆さまへ】
まずは国家試験合格おめでとうございます! 実習や就活、勉強と、濃く充実した学生生活だったかと思います。ここまでよく乗り越えてこられました。
4月からは、いよいよ現場での勤務となりますね。憧れや目標であった資格を手にしてうれしい反面、緊張や不安に思うことも多いのではないでしょうか……?
どのような人であっても最初から失敗せずに完璧に仕事ができる人はいません。日々の勤務の中で少しずつ覚えて、慣れて、できることを増やしていきましょう!
今回は、新人期間を乗り越えるためのコツやポイントをお伝えしていきます。
1.笑顔とコミュニケーション
新人期間はまだ実施できる技術も少なく、現場の体制や備品の場所など、先輩や周囲のスタッフに聞かないとわからないことも多いです。患者さんやスタッフには笑顔で積極的にあいさつするなど、コミュニケーションをとっていきましょう。
また、わからないことや困ったことがあれば素直に「わからない」ことを伝え、すぐにわかるスタッフに相談しましょう! 迅速に誠実に対応することがポイントです!
ただ、現場では急がない知識のようなことであれば、自分で調べたうえで「調べた結果ここまではわかりましたが、ここはわからないです」と伝え、質問にすぐ答えられなかった場合には「調べてきます、勉強してきます」と伝えると好印象です!

2.メモ帳は2冊
最初のころは毎日のように新しい知識が入ってきて、病状のこと、患者さんのこと、物の場所や使い方のこと、病棟の体制のこと、さまざまなジャンルの内容のメモが散在してしまいますよね。いざ見返そうと思っても、「どこに書いたっけ?」と探すことも多々……。そのようなときのために、私はメモ帳を常に2冊使用していました!
1冊は“とりあえずメモ帳”です。先輩や患者さんから言われたことを忘れないために、とりあえず書きとどめておくメモ帳です。
もう1冊は、その“とりあえずメモ帳”に書いたメモをジャンルごとに見やすく整理した、“見返す用のメモ帳”です。基準値やカンペとして持っておきたい情報も、このメモ帳に書いたり貼ったりしていました。“とりあえずメモ帳”から“見返す用メモ帳”に整理していくことで、振り返りにもなります。よかったら参考にしてください!
3.オフはしっかり休んでリフレッシュ
慣れない環境、たくさんのオリエンテーションやOJT、緊張、プレッシャー、事前課題に追われて、家に帰ると疲れて何も手につかないことも。でも、学生のときのように勉強や課題ができないことに負い目を感じる必要はありません。まずは身体を休めることがいちばん大切です!! しっかり食べて寝ましょう!!
調べものや課題はリストを作っておき、優先順位を決めて少しずつコツコツと消化していけたらOKです!
休日は趣味や大切な人との時間を作って、しっかりリフレッシュしましょう!

フレッシュな皆さまと一緒に働けることを大変うれしく思っています。一緒に現場で高め合っていきましょう!
❤ペリプリ(Perinatal Care プリセプターズ)メンバー
chiroru/助産師
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