前編に引き続き、「内診所見が全然わかりません。どうしたらいいでしょうか?」という新人助産師さんのお悩みへの回答を紹介しています。後編ではペリネイタルケアプリセプターズのメンバーである、uyuさん・キャリーさん・suzさんにご回答いただきました。
【uyuさんからのアドバイス】
内診所見は経験が大事だと思います。とは言っても、何度もするのは産婦さんへの負担にもなりますし、実習中なら「今わかりたい」という気持ちになりますよね。
私が実習中にしていた方法ですが、「まずは子宮口の所見からわかるようになろう」と思っていました! 自分の指を開いたら何cmくらいになるのかを、10cmだけじゃなく、5cmと2cmも覚えていました。 それをまずは指導者と擦り合わせて、確実にしていくことが大切かと思います!
stationや硬度についても、わからないことは聞くといいです! その際、「わからない」という聞き方ではなく、どのようにするとわかりやすいのか、どのあたりを触っているのかなど具体的な指標を聞いていくことをお勧めします。
子宮口→station→硬度の順でわかっていくんじゃないかと思います。
【キャリーさんからのアドバイス】
uyuさんの回答が実践的で素晴らしいと思います。
私も、指導者や先輩助産師、医師などと一緒に内診して所見を擦り合わせていくのがいいと思います。
私は恥ずかしながら、学生時代はもちろん、新人時代も内診がわからないことがよくありました。最初は修行と思って、先輩に一緒に内診してもらっていました。それがだんだんわかるようになり、擦り合わせた所見が合ってくると自信につながりました!
質問者さんは学生時代から研鑽されていて、すごいと思います。
内診も大切ですが、外診技術を磨くと、内診前に「だいたい今は子宮口これくらいかな〜?」「stationはここまで降りてそう〜!」とイメージして内診できるので、わかりやすくなると思います。
前回の所見や外来での所見を情報収集して、イメージしながら「子宮口はまだ奥かな〜」などと考えながらできると、習得の近道になるかもです!
あと、私は指が短いので、子宮口後方の産婦さんの場合は子宮口に届かずわからないということが多々あります。「わからない」ことも、「分娩進行がまだ」「子宮頸管熟化がまだ」というアセスメントにつながるので、誘発前や未陣発の場合は、届かずわからなくてもいいと考えています。
「陣痛も強そうなのに……」など、イメージしていた所見と実際の内診に整合性がない場合は、そのままにせず、指導者と内診のタイミングを相談して一緒に擦り合わせてもらうのがいいと思います!
【suzさんからのアドバイス】
uyuさんとキャリーさんのアドバイスが的確だと思います。
助産実習のころ、私も同じ悩みで、内診するときは産婦さんの状態を見て「今これくらいかなぁ?」と想像して内診をしていました! ピタリと当たったことはありません。笑
焦らず、自分のペースでわかっていくようになればいいのではないかなと思います!
❤ペリプリ(Perinatal Care プリセプターズ)メンバー
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