毎年11月17日は、「世界早産児デー」です。with NEOでは、世界早産児デーをより多くの方に知っていただき、早産児やそのご家族への支援についてあらためて考えるきっかけになるよう、全国の施設での取り組みを紹介していきます。
第2回目は、NHO四国こどもとおとなの医療センターの取り組みをご紹介いたします!
本記事の関連ページは、『with NEO』2025年1号 p.103に掲載されています。
2023年は世界早産児デーに香川県初の試みとして、丸亀城のライトアップを行い、早産児のご家族たちと天守閣までのナイトウォークを企画していました。しかし、イベント当日が嵐のような悪天候となり断念せざるを得ませんでした。
そこで2024年は、善通寺市の旧善通寺偕行社をライトアップし、当院のアートディレクター指導のもと、早産児のご家族と一緒にアート制作を行いました。世界早産児デーのシンボルである個性豊かな紫色の靴下ができました。 また、ボランティアの高校生たちと早産児について学ぶ機会をつくりました。各自学校へ学んだことを持ち帰ってもらって、少しでも早産児・新生児医療への理解が広まるようにしました。世界早産児デーのイベントは病院が地域へ出て行き、理解・協力が得られるよい機会にもなっています。 (久保井 徹)
※本記事の写真はご家族の許可を得て掲載しています
本記事の関連ページは『with NEO』2025年1号でご覧いただけます。
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