来る11月17日は、「世界早産児デー」です。with NEOでも読者の皆さまと一緒に世界早産児デーを盛り上げていくべく、世界的な取り組みや日本の施設での取り組みを紹介していきます。
第1回目は、「世界早産児デー」の世界的な取り組みと、東京都立小児医療センターのこれまでの取り組みをご紹介いたします!
本記事は、『with NEO』2024年6号 p.120~1にも掲載されています。
世界早産児デーは、世界中の人が早産において赤ちゃんとその家族が抱える課題やいろんな負担について認識を高める日です。2008年にEFCNI(ヨーロッパNICU家族会)と提携するヨーロッパの家族団体によって始められました。その後、毎年11月17日が「世界早産児デー」として定められ、1年で最も重要な日のひとつになっています。
現在では、100カ国以上の個人や組織が活動しており特別イベントに参加・協力して、早産児とその家族の状況を改善するために取り組んでいます 1)。
シンボルカラーは、繊細さと特別さを表す紫色です。ソックスラインは世界早産児デーのシンボルとなっています。
日本でも多くのNICUや自治体、家族会2)などがその活動に賛同し、病院や公共の建物を紫色にライトアップしたり、赤ちゃんの写真展の開催、紫色のTシャツやグッズを作成するなど、多くのイベントが行われています。
また、チャットやMy Preterm Storyの共有も行われています3、4)。
(文献2、3より)
●手作りキーホルダー
気に入って1年中付けたままの医師や看護師もいます。
●病院ライトアップ
病院中がざわつきました…!
[参考・引用文献]
1) EFCNI. World Prematurity Day. https://www.efcni.org/activities/campaigns/wpd/[2024.8.21]
2) 日本NICU 家族会機構・JOIN. 世界早産児デー. https://www.join.or.jp/world-prematurity-day[2024.8.21]
3) EFCNI. Events and Activities. https://www.efcni.org/activities/campaigns/wpd/eventsactivities/[2024.8.21]
4) たま・しょうに総合周産期母子医療センターホームページ. Division of Neonatology Patient Stories. https://www.tmhp.jp/tama/perinatal/baby-care/boji-story.html[2024.8.21]
本記事は『with NEO』2024年6号でもご覧いただけます。
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