皆さんこんにちは! suzです。今回は新人さんに向けて、「半年を折り返したころの振り返り」として、私の1年目の秋について中心にお話ししようと思います。
【“先輩に話しかける=怖い”を克服しよう!】
私はNICU勤務なのですが、ちょうど半年たったこのころは、ある程度慣れてきて、多くの医療的ケアが必要な赤ちゃんを徐々に任されるようになりました。また、先輩と自らコミュニケーションを取って、業務を協力してこなしていこうとしていたころだったと記憶しています。
自分から先輩に話しかけることは、最初はすごく勇気が要ることだと思います。自分が伝えたことがうまく先輩へ伝わらなかったり、「どうしてそれをしようと思ったの?」などと理由を聞かれることが怖かったりすると思います。私もそうでした(笑)。
そんなとき、私が考えるようにしていたのは「先輩に自分の考えを伝えて何か言われることよりも、自分が間違えたせいで赤ちゃんの命に関わる何かが起こることの方がずっと怖いし、絶対にあってはいけないことだ」ということでした。その気持ちを持ってから、先輩には積極的に話しかけにいくようになり、仕事がしやすいと感じることが多くなりました!
この考えは、2年目の今でも忘れないようにしていることです。
【ご家族との関わりの中で感じる幸せな瞬間】
ほかに1年目の秋といえば、ご家族に一般的な育児指導を始めたころだったと思います。私は特に沐浴指導が好きでした!
経産婦さんのご家族はある程度慣れているのですが、初産婦さんは1回目の沐浴はかなり緊張されています。ですが、沐浴中は険しい顔でも、沐浴が終わって服を着せ終わったときの表情にはやり切った感じが出ていて、とても爽やかな顔をされる方が多いなと感じています。その瞬間が私は大好きでした!
また、回数を重ねるうちに上手になり、赤ちゃんに声をかけながら沐浴する姿を見るのはとてもほっこりする瞬間です。
NICUといえば、入院してすぐのご両親は不安そうな表情ばかりですが、育児指導が始まると、笑顔が見られるようになってきます。初めて抱っこしたとき、初めてオムツ交換をしたとき、初めて哺乳ができたときなど、さまざまな「ご両親と赤ちゃんの初めて」を見ることができて、とても幸せだなと思います!
半年たって、仕事に慣れてきて次のステップへ進む時期だと思います。慣れてきたときだからこそ、初心を忘れずに、自分もしんどくならないように、悩みがあれば先輩や同期などに相談してほしいなと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
❤ペリプリ(Perinatal Care プリセプターズ)メンバー
suz/助産師
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