新生児の消化器症状は、経過観察でよいものから外科による緊急の介入が必要なものまで多種多様です。産婦人科診療所の成熟児は、産科医や助産師、NICUの早産児は若手新生児科医や看護師がファーストタッチで見ると思われます。本特集では、これらの外科症例に慣れていないwith NEOの読者にも分かりやすい内容を目標としました。
with NEOでは、これまで特集として消化器症状を取り上げたことがないことから、総論では発生を、各論ではよく遭遇する症状や疾患を解説していただき、また、近年話題となっている新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症（新生児・乳児消化管アレルギー）も取り上げさせていただきました。
本特集が新生児の消化器症状のアセスメントの一助となりましたら幸いです。
プランナー
鹿児島市立病院新生児内科科長
平川英司
本記事は『with NEO』2024年5号特集扉からの再掲載です。
- 第1特集「新生児の消化器症状アセスメント」では、現場でよく遭遇する症状から緊急対応が必要か、経過観察でよいのかをチャートでぱっとみて理解できるような構成です。外科的な内容が多い消化器疾患について学べる特集です。
- 第2特集「低出生体重児の皮膚ケア」では、以前ご好評いただいたNICUでよく使うテープや保護剤一覧表のアップデート版がついております！ 今回もたくさんダウンロードしてご活用いただければ嬉しいです♪
- 特集の他にも、取材記事2本立てなどボリュームたっぷりな1冊です。ぜひご覧ください！
