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トップページ 新生児・小児/助産/ウィメンズヘルス Cure&Care&Nursing ファミリーセンタードケアとフィンランド・トゥルク大学病院|with NEO 2023年4号|一歩先行くファミリーセンタードケア|糸島 亮|#001

★フィンランド・トゥルクの紹介

動画ではフィンランド、そしてトゥルクがどのような国、街なのかを紹介しています。


★本文記事をすこし紹介

はじめに

Moi(モイ)! フィンランドでファミリーセンタードケアを研究している、医師の糸島です。本連載では、ファミリーセンタードケアの大切さや最新の取り組みを皆さんと共有しつつ、今後の新生児医療において果たすべき役割や具体的な展望を一緒に考えていきたいと思います。

ファミリーセンタードケアとは?

皆さんはファミリーセンタードケアについて、どのようなイメージをお持ちですか? カンガルーケア、24 時間面会、個室の NICU などが真っ先に思い浮かぶでしょうか。「いろいろあるけど結局何か分からない」「看護師の仕事だから、医師の自分には関係ない」「医師が協力してくれない」など、ネガティブな意見をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。私も以前は、スピリチュアルで非科学的だと敬遠していました。しかし、近年、多くの効果が研究によって示され、新生児医学の一分野として注目されつつあります。

そもそも、ファミリーセンタードケアとは何でしょうか? 一般的には、家族と一緒に赤ちゃんの治療やケアを行うこととされていますが、その手段や真の目的は曖昧です。施設ごとに手段や目的が少しずつ異なることが、ファミリーセンタードケアの醍醐味であるとともに、分かりづらくなっている要因でもあるかもしれません。

(続きは『with NEO』2023年4号をご覧ください!)


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【セミナー開催!】東京会場/ライブ配信(アーカイブ配信付)

    • 先進的なフィンランドからファミリーセンタードケアを学びたい…
    • 国内のいろいろな施設の取り組みを知って、取り入れてみたい…
    • 意識変革が必要なのは家族よりも、医療者?

    <プログラム> ※英語での発表・発言には逐語通訳が付きます

    1. ファミリーセンタードケア キーノートレクチャー(13:00~15:00):ファミリーセンタードケアはNICUの当たり前か?革新か?(※)/私が医師としてTurkuで確信したこと/プログラム開発秘話(※)/Close Collaboration with Parents trainingで変わるナースの役割
    2. ファミリーセンタードケア 実践報告とディスカッション(15:00~16:45):日本NICUとトゥルク大学(※)からそれぞれ発表していただきながら意見・情報交換 (①両親のケア参加、②両親の回診参加、③個室NICU)
    3. まとめ(16:45~17:00)

    <講師>

    • Liisa Lehtonen(フィンランド・トゥルク大学病院)
    • Sari Ahlqvist-Bjorkroth(フィンランド・トゥルク大学病院)
    • 小田 新(長野県立こども病院新生児科部長)
    • 糸島 亮(長野県立こども病院新生児科〔現・トゥルク大学〕)  ほか
    • 日時:2023/10/14(土) 13時 〜 17時
    • 会場:日本光電工業株式会社 フェニックス・アカデミー(人材開発センタ)
    • 受講料:5,000円(税込)
    • 申し込み締切:2023年10月13日(金)12時(予定数に達し次第 受付終了となります)
    • ※予定数に達し次第 受付終了となります
    • セミナー形態:会場参加/ライブ配信(アーカイブ配信付)
    • ※ライブ配信後、オンラインセミナー発売予定
    ▶詳細・受講申し込みは以下のリンクをご覧ください。