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トップページ 新生児・小児/助産/ウィメンズヘルス Cure&Care&Nursing 【助産師国試対策】オススメの勉強法|ペリプリ|#003

2022年8月20日に開催された「ペリプリ X(Twitter)スペース」第3夜ではオススメの勉強法、国試対策、新人1年目の乗り切り方についてお話しいただきました。

【おすすめの勉強方法は?】

◆キャリーさん(病院勤務、実習指導助産師)

就活の時不安だった気持ちを思い出しました。

3つのポイントをお伝えします。

1つ目は勉強の優先順位。患者さんを受け持つ中で知った用語、薬の種類や合併症など知らなかったことをメモに書き出し、緊急性が高いものや直近で必要なものに赤丸をして勉強します。何から始めていいかわからないときは先輩に相談してください。

2つ目は調べる習慣づくり。インターネット、YouTube、書籍など、自分が取り組みやすい方法で調べましょう。毎日15分でも続けていると、分からないことリストに調査済みのチェックが増え、成長を実感でき自信につながります。

3つ目はご褒美の設定。10個調べるごとにご褒美を用意しておくと、楽しく勉強を続けられます。

他にも、時間を区切る、テーマを決める、仲間と取り組むなどの勉強方法もあるので、ブログから具体的なアドバイスをご覧ください。

◆まんまるさん(クリニック勤務、助産師)

私は学生さんの負担を少し軽減できる勉強法をお伝えします。

学生さんは毎日の実習や記録に追われて、時間を確保することが難しいですよね。翌日も必要な知識や指導者さんに尋ねられたこと、命に関わる重要な内容を優先的に1~2つ調べていくだけでもいいと思います。時々指導者さんから難しい質問をされるかもしれません。教科書を調べても載っていなければ、素直に分からないことを伝え、自分の考えを伝えた上でご指導をいただくといいです。

勉強する範囲に区切りをつけて、しっかりと睡眠時間を確保することも大切です。

【国家試験対策はどのようにしましたか?】

◆キャリーさん(病院勤務、実習指導助産師)

私は看護師・保健師・助産師の3つを受験したので、短期集中で無駄なく取り組みたいと思いました。基本的に特定の参考書1冊を繰り返し取り組むのですが、実習中は現場の学びに紐づくように分娩にまつわる問題集や過去問をひたすら解いていました。

実習が終わった10月ごろからは産褥期と新生児期に取り組んだのですが、一つの分野が習得できた状態から広げて学ぶと、より効率的に知識を身につけることができました。

11月からは概論や妊娠期を中心に学び、事例や演習問題にも取り組むようにしていました。直前は統計や助産管理などの暗記に切り替え、模試で間違った箇所を繰り返し定着を図っていました。さらに、毎年時事問題が出題されるので先生にトピックを聞きまわりました。風疹について学んでいたことが、当時の国試に出て嬉しかったです。

◆まんまるさん(クリニック勤務、助産師)

私は1月まで実習があり、勉強する暇がなく悩みました。あれこれ手を出すと迷ってしまうので、お気に入りの1冊を決めて追加で模試を復習していました。助産師国家試験重要問題集を使っていましたが、繰り返すと問題そのものを覚えてしまいます。そこで解説を中心に勉強しながら関連することをメモに書き込み、解説だけを持ち歩くようにしていました。実習中に勉強したことも全てその解説に書き足すことだけをしていたので、寝る時間もしっかりとれていました。

助産師の国試を受ける方はより時間が制限されてしまうと思うので、しっかり食べて眠って体調を整えるためにも、少しでも楽をできる方法を見つけて心のゆとりを持つことが大切だと思います。

暗記事項は殴り書きした紙を壁に貼って布団の中で覚え、翌日起きたときに再度記憶することでスムーズに暗記できていました。

◆SUZUさん(助産師学生)

私は今実習が多く忙しく、なかなか時間が確保できないのが課題です。こうして先輩から助言をいただけるのは嬉しいですし、実習しながらも自分の時間の使い方を工夫していきたいと思いました。


ぜひぜひ、アーカイブも聞いてみてくださいね。

(協力:難波安衣子)


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suzu/助産師

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まんまる(時々産婦人科医の旦那さんと「まんまる夫妻」)/助産師

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