日本で新生児医療が始められたのは1950年代からで、他の領域に比べると随分歴史が浅い領域ですが、その分、近年の発達はめざましいものがあります。その発展は、内科、小児科、救急、ICUの医療からの医療技術のみならず、新生児オリジナルのものも多く、新生児医療がカバーする範囲が広いことも相まって、遅れずに自分自身の知識をupdateしていくことは簡単ではありません。
そこで、短時間で最新治療・最新トピックに精通できるよう、本特集を企画しました。本企画が周産期医療に携わる方々に少しでも役立ち、ひいては赤ちゃんに少しでもプラスになれば大変うれしく思います。
プランナー
名古屋大学医学部附属病院総合周産期母子医療センター
新生児部門部門長・病院准教授
佐藤義朗
本記事は『with NEO』2023年6号特集扉からの再掲載です。